自動車・輸送用機械

エンジン点火プラグ製造における、治具単位でのロット管理と、ラベルを自社発行することによるシステム連携の自由度確保

【ケース名】
エンジン点火プラグ製造における、治具単位でのロット管理と、ラベルを自社発行することによるシステム連携の自由度確保
【取り付け先】
焼成工程で使用する「さや(セラミック製容器)」の外側面
【製品】
セララベルGL
【従来の管理方法・問題点】
成形された点火プラグの焼成には、容器の内側に仕切りが並んだ形状の「さや」と呼ばれるセラミック製の容器が使用されます。多数の製品を一定姿勢で保持したまま焼成工程に通せる一方、さや単位でのロット管理が不可欠でした。 また、さやは繰り返し使用されるため、
・割れなどの治具劣化の発生
・使用回数の把握の難しさ
といった治具管理上の課題もありました。
しかし、
・1000℃級の焼成工程に耐えるラベルが極めて少ない
・形状上、タグ置き・溶接・ねじ止めなどの固定には不向き
という理由から、焼成段階でのトレーサビリティ確立は困難な状態でした。
【ソリューション/ベネフィット】
セララベルGLは、焼成温度に応じて400~1200℃までの耐熱性を選択でき、シール状のため現場でさやに直接貼り付け可能です。 製品とともに焼成、または、事前に焼成しておくことでラベルがさやに焼き付いて残存し、複数回の焼成工程で繰り返し使用可能です。 さらに、本件ではお客様工場内の既存プリンターによるラベル発行が可能で、上位システムとの連携による現場運用の効率化を図ることが可能になりました。

▼導入による主な効果
・焼成段階から、さや毎のロット管理が可能に
・MES等の上位システムで採番される識別番号を、そのまま現場プリンターで印字
・治具(さや)の使用回数も正確に記録でき、適切な交換タイミングを判断可能
このようにして、作業現場のDX化を最小限の運用変更で実現することができました。

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