セララベル基礎知識

5. その他のラベル

布ラベル

【布ラベル】

最近かなり普及してきましたものに布製品にバーコードを付けたものがあります。素材の馴染み易さからラベルも布で構成されたものになります。このラベルは、白糸と黒糸によりバーコードを織り込んだラベルです。

専用の高速自動織機が開発されており、連番ラベルの連続生産が可能で各種ロゴも簡単に織り込むことができます。印刷や刺繍と違い、服地と同程度の耐久性を持っています。

代表的な用途は、工場、病院、アミューズメント会場などで使われるユニフォームの管理です。
例えば工場のユニフォームは、各個人に支給され何回も洗濯して使われますが、ユニフォームの所属管理はもとより、洗濯回数や痛み具合もコンピュータ化することで、大変効率的にユニフォームの管理が行われています。

【セララベル-グリーン】

セララベル-グリーンは今まで述べたラベルとは異なり、未焼成のセラミックラベルです。

一般的なセラミック基板は、セラミックの粉末を有機系バインダーで混練し、シート状にしてこれを焼成する事により作ります。セララベル-グリーンは、焼成する前のラベルで、生産工程での熱処理工程で焼成、固着するラベルです。セラミック製のバーコードラベルを手がけ始めた頃、450℃の熱と薬品がかかるブラウン管の製造工程に耐えるラベルの注文をいただたのがきっかけで開発したラベルです。

セララベル-グリーン

未焼成のセラミックシートに粘着剤を塗布して、ラベル形状に加工し、このラベルにセラミックのリボンと熱転写プリンタの組み合わせでバーコードを印字して、素材に貼ります。次いで400℃以上の適当な温度で焼成することで、素材に焼きついて密着し、しかも優れた耐熱性と耐薬品性を備えたセラミックのバーコードラベルとなる画期的なラベルです。

これによりセラミックラベルの現場発行が可能となり、しかもセラミックラベルを多量に安く作れるようになりました。

現在、世界中のブラウン管工場で、セララベル-グリーンが生産管理用に使われています。

このセララベル-グリーンはブラウン管以外にも、眼鏡レンズの型の管理や、自動車の排ガスの触媒、アルミ製品、セラミック基板、特殊鋼、陶磁器など、それぞれの使用温度や製品の素材、それに雰囲気炉に対応して開発が進められ、その用途が拡大しています。

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