セララベル基礎知識

3. 耐薬品性のラベル

エッチングラベル / セララベルTF エッチングラベル セララベルTF

生産工程の薬品処理の工程では、アルコールやアセトン等の一般的な有機溶剤から、油類、酸、アルカリ、各種洗浄液など使用される薬品の種類は多岐に渡ります。 このような薬品工程で使えるバーコードラベルとしては、つぎのラベルが挙げられます。

米国のシカゴ近辺では、この近辺の七面鳥やハム、ソーセージ等の食品加工が隆盛で、これらの加工工場では、容器の管理用バーコードラベルとして、耐強アルカリのエッチングラベルが採用されています。加工用の容器に付いた蛋白質や脂肪を洗浄するのに、高温のアルカリ溶液が使われるためです。

エッチングラベルはステンレスの表面にバーコードパターンを化学的なエッチング処理で作成し、エッチングされた粗面と、されていない鏡面の光学的な差でもって通常のバーコードリーダーで読み取れるようにしたラベルです。 ステンレスだけで構成されているため、特にセラミックが不得意な高温高濃度のアルカリ溶液で使用できる唯一のラベルです。

半導体や液晶などの工場では、ウエハーやガラス基板の洗浄や加工にフッ酸やその化合物を使用することがあります。フッ酸はたいへん腐食性の強い酸ですのでほとんどの物質が侵されますが、唯一テフロン樹脂(フッ素樹脂)だけが、比較的良好な耐久性を持ちます。

このテフロン樹脂に、セラミックラベルを埋め込んで成形し、フッ酸が直接ラベルに触れないように配慮した、セララベルTFがこれらの工程で使えるラベルとして採用されています。

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